黙って守られてればいいのに

686 名前:風と木の名無しさん[sage] 投稿日:2010/11/11(木) 19:21:32 id:F0Us8+US0
駅のホームにいたグループ
女子A:携帯をいじっている。アプリ中?女子B:それをのぞき込んでいる
男子a:色黒体育会系長身クール 男子b:色白眼鏡細身毒舌(見た目と会話の内容より)

A「(カチカチカチ)仲良し度チェック心理テスト行きまーす。」
B「あと一時間で世界が滅亡します。さあどうする?」
a 「こいつ抱えて安全な場所探しながら逃げる(即答)」
b 「ちょ」
A「マジで!?つか私たちは?」
a 「お前達は逞しいから大丈夫。こいつは多分ほっといたら五分で死ぬ」
B「そんな弱いのwww」
b 「弱くねぇ!俺を何だと・・・」
a 「弱くはないけど色々心配だから。いざって時は大人しくしてれば担いで逃げるから」
A「・・・・あのさ、そんな愛に満ちあふれた選択肢が無いんだけど(カチカチカチ)」
B「そう言えばそれ説明する前に答えたよねwww」
b 「バカにして・・・・・こうなったらこいつより鍛えて強くなるしかねぇ」
a 「黙って守られてればいいのに・・・どんなに強くなったって心配なのは心配だよ体育2」
b 「るせぇ!」
A「テストの必要無かったね」
B「まったくだよ」

始終顔赤くしてわたわたしながら反発するbと淡々と答えるaがあれもう何だこれ
女子二人はそれを眺めながら遠い目をしていた。