銀幕版ヘタリア 白く塗れ!

<あらすじ>ある日、世界中で同時多発的に謎の怪事件が発生し、滅亡の危機に直面した人類を救うため、アメリカが緊急の国際会議を開く。アメリカは自国の指揮で世界を救うと熱弁するが、その会議に集まったフランス、イギリス、ドイツ、日本、ロシアたちの足並みはそろわず、怪事件の裏に動く強大な存在を前に人類は浮き足立ってしまう。

<ネタバレ感想>映画が始まる前の番宣に「ソルト」というタイトルのアクション映画がでてきて、その場にいた人々の気持ちが一体化した(気がする)。


事前に人様の感想なぞを読んで「どれだけ酷いんだろう・・・・!逆に気になるしー!」と強い気持ちで見に行ったんですが、想像より破壊力はなかったです。ご都合主義的なノリは特撮とかで麻痺してるし。つーか、ドイツが沢山しゃべっていたのでそれだけで満足です。アクションも良かったし、最後のオチもほのぼのとして好きだ。ただ、プロイセンの出番が少なかったことが解せないけど。むしろあれならまったく出てこない方が面白かったのに。歌だけかよ!っていう方が不憫スキーとしては最大に萌える要素なのだと、制作側には理解してほしいなぁ(笑)。内容としては、宇宙人が地球に攻めてきたぜ!皆で力をあわせてどうにかするぜ!っていうありきたりなものに、なぜかアニメ版の内容が突然挟まれるという・・・・。尺が足りなかったのかもしれないけど、今の人気なら60分くらいあれば「これは映画です」と言い切れると思うけどな。リメイク版と本編の境目がよくわからなかったので、どうせリメイク版を挟むなら、左端のあたりに「これはリメイク版です」とか「○○さんのお気に入り」とか表示して適当に誰かの一言コメントをのっけておくとかね!そういう無駄な動きが欲しかったです。そのままリメイク版を流しただけじゃ面白くないし、そのコメントを補完するために沢山買ってある前売り券を消費しやすくなると思うんだ。前売り券5種類とかってどんだけ儲ける気なんだ・・・・。地方組なのでそこら辺は無茶しなかったのが幸いです。あと、主題歌の「WA!輪!ワールド音頭」が駄洒落満載で吹いた。