声を殺した夜に鳴り響いたはじまりの鐘


結構前に見た夢だけど書き忘れていたのでここで。(長いので畳みます)


私は実家の二階、階段横の窓から裏庭を見ている。窓を開けるとそこから何かが入ってきた。私に抱きついてきて、それは「きゅう」と可愛い声で鳴いた。その生き物はふかふかで、小さくて、大人しくて、私のことがすごく好きだとでもいうように甘えてきた。そんな生き物を無碍に扱えるほど非道じゃないのですごく可愛がった。猫みたいな、猿みたいなヘンな生き物。ナウシカの飼ってたキツネリスっぽい感じ。しばらく膝の上でごろごろしていてそれは至福のときだった。その後、また窓の外を覗いたら猫(っぽい生き物。もしかしたら仲間?)が11匹くらい集まってずっと鳴いていた。そいつらは二階まであがってこれないらしい。膝の上で丸くなっていたその不思議な生き物は私にしがみついたままで離れなくて・・・・!まで見たら夢から覚めた。

あと、次の日、「閉鎖的な村で殺人事件が起こった」という設定の夢を見た。周りには6人くらい。探偵が謎を解き明かしていくんだけど、その最中に悲鳴が聞こえ、行って見たら誰かが血を流して倒れていた。「遅かったか・・・」と呟く探偵。そして風を切るような音が。目を凝らすと、遠くから何かがこちらに向かって飛んでくるではないか。初め、私はそれは鳥だと思った。しかし、くちばしがあまりにも鋭い。例えるならばキツツキのような、針のように鋭いくちばしを持った生物が私たちの方へと大群で押し寄せている。そういえば、死体には何かに貫かれたような痕があった。なんというホラー。私の嫌いなものが勢ぞろい。形状としてはスカイフィッシュ(未確認飛行生物)みたいな感じ。周りにいた人々が一目散に逃げようとする。当たり前だ。私だって逃げたい。しかしなぜか探偵に腕を掴まれて動けない。人々は建物の中に入る。しかし、その生物はなんなく壁を、窓を、屋根を突き破ってはその建物の周りを旋回した。探偵がこの建物にまつわる話をしたけどあんまり覚えていない。助かったのは私たちだけだ。これ、なんてホラー?