時間がないぞ

図書館では毎年「オススメの100冊」なる小冊子を作っている。職員さんからオススメの本一冊と推薦文を書いてくださいと頼まれました。私はその小冊子を読んだことがないので一体どんな本を推薦していいのかが分かりません。でも、私一人がはずしても100冊のうちの一つである。なんじゃこら!っていうのが一つくらいあっても構わないはず。でも、どれを押すべきか・・・・。私の中の候補としては、

■「赤朽葉家の伝説桜庭一樹
■「鴨川ホルモー万城目学
■「夜は短し歩けよ乙女森見登美彦
■「スロウハイツの神様辻村深月
■「青空の卵」坂木司

桜庭さんは直木賞を取ったので推薦しやすそうだ。万城目さんは今「あおによし」がドラマ化しており、森見さんは今年一番のブレイクだった。この3つは私以外の誰かが推薦しそうな気がする。辻村さんのはどうだろう。「スロウ」は伏線の回収がすごく上手で、駐車場で読んでいて思わず「この伏線上手め!」と叫んでしまった。この人の書く小説は毎回胸が痛くなる。私だからなのかもしれないけど、誰かにそれを味わってもらいたいという気持ちもある。でも、坂木司を押す人は私以外には絶対に居ない気がする。あああ、しをんちゃんでもいいんだけど!新しい文楽の本とかも推薦したい。うう、オススメ本が多くて、とても一冊には絞れないよ!