青春小説を読む

鴨川ホルモー

鴨川ホルモー


二つとも京大生が主人公のお話。「鴨川ホルモー」は、少々不思議系で(ホルモーってなんだよ!)、ご都合主義的で(メガネをはずしたら美少女って!)、後読感は割と爽やか(ハッピーエンド万歳!)。ヒロインちゃんの告白シーンを見て、朝っぱらから身悶えしました。「げんしけん」の荻上さん好きならなんとなく好きになれる女の子かもしれません。まさかこれをクーデレというのか。あまりに萌えたので、弟に「騙されたと思って読め!」と熱くメールをしたら、一行メールの返信で軽くあしらわれてしまいました。お姉ちゃん、ちょっと寂しいよ?私もあれですか。物忌み、した方がいいですか?こちら(http://evagenji.hp.infoseek.co.jp/co-0307-8.htm)を観て勉強してみようかしらん。

太陽の塔」は、少々現実的で、後読感は爽やか・・・とはちょっと言いがたい、オイオイどうなっちゃうんだよ、続きが読みたいよ〜というところで終わっています。同時期に読んだ弟の感想は、「NHKにようこその滝本が進化した感じ」だそうです。ちなみに、こちら(http://media.excite.co.jp/book/daily/wednesday/031/)でも比較されてます。ダメ若者小説の西の雄。響きは格好いいですね。文章のリズムがとても心地よくてまた読みたくなってしまいます。