クイーン

あらすじ(ネタバレしちゃってますよ!)
1997年8月、パリでダイアナが交通事故に遭い、帰らぬ人になった。王家においてダイアナはいつも頭痛の種で、民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいくのだが・・・・・。

ダイアナ亡き後の、気高い女王とその周りの一週間の様子を淡々と描いた作品。ドキュメンタリーを見ているようで、私の知識不足からくるものなのかもしれないが少々物足りなかった。ハリウッド的なものに慣れすぎなのかしら。一番に思ったことはマスコミの煽動力と、それに突き動かされる集団心理の怖さ。宮殿に投げ込まれる、ダイアナの死を悼む花束の数がとても恐ろしく感じた。すごく失礼な言い方かもしれないけれど、気味が悪いように感じたのは私だけ?そんなにダイアナって世界の人々のヒロインだったのかな。10年前の出来事なので、私は当時小学生。外国での出来事になんてあんまり興味がなかった。後追い自殺なんてものもあったのかなぁ。有名なアーティストが死んだりすると今でもそんな騒動が起こるのかな・・・・。そんなことを考えつつ、隣に座っている友人を見たら就寝中。見る気力も萎えます。