もう、河豚はいいですから

今日が最終日。曇りのち雨のち曇り。バスの座席は一番前でおちおち読書もできない。ガイドさんの説明を真剣に聞いているからだ。特牛という地名が気に入ってしまい、ずっと心に残っている。ちなみに「こっとい」と読む。おみくじを引けば大吉。下関のカモンワーフという市場で食べた魚介類(特にあんきも)がとても美味しかった。やはり私は河豚よりもあんこうの方が好きだ。あんこう・・・・別に茨城でも食べられるなぁ。昼食はこれでもかというほど河豚尽くし。味噌汁の中にまで入っていたのには笑ってしまった。高級食材の癖に、あまり有り難味が沸かないのはなぜだろう。それから橋を渡って本州から九州へ。門司港レトロという観光地でお買い物。日ごろの運動不足で疲れが母より先に来るのにはまいった。そして山陰に別れを告げ、開港一年目の新しい北九州空港から羽田への夜間飛行。ちょっと揺れては動揺し、辞世の句を考えていた。また、そこからが大変だった。田舎出身なもので最終バスの時間が22時半なのだ。最悪、ネカフェで寝泊りだな・・・・と資料だけは集めておいたのだが、使わなかったことをここに記しておく。東京駅を死ぬ物狂いで駆け抜けるというのは結構恥ずかしいものである。

参考サイト:秘境駅に行こう!(特牛駅)