大停電の夜に

あらすじ:クリスマス・イヴ、光が消えた東京で、一夜だけの奇跡が起こる。実際にニューヨークで起こった大停電をモチーフに、真っ暗の状況の中で繰り広げられる心温まる愛の奇跡を壮大なスケールで描いたファンタジー作品。光が消えた夜だから、本当の想いを伝えたい…。初めて大切なことに気づいた12人の男女が織り成す奇跡。

闇を照らすキャンドルの明かりのような、ほのかな温かみのあるロマンチックで切ない映画だなと思いました。それぞれの恋の行方が絡み合って、それぞれに順当な幸せな結末がある。決して大々的な幸せじゃないのがいいんですよね。ささやかな、でも後味のいい結末なのが印象的でした。特に、荒くれ者役の吉川晃司が凄く男前でこういう危険な男っていいな・・・とうっとりしたり、人工衛星を眺めるのが趣味な少年(本郷奏多)の可愛らしさにメロメロになったりしました。奏多くんはちょっとすれた感じの少年役が似合居すぎて困ります。お姉さんは心臓が持たない。そして相手役の香椎由宇ちゃんもすーごくキレイ。栗山千明も好きなんですけど、香椎さんもいいなぁ。美人系、いいですよねウフフ。