ねこねこパニック

うちの愛猫ジジちゃん(黒猫)は気性が荒く、本人はじゃれているつもりなのかもしれないが、何もしていないのによく飛び掛ってきていつもどっきりさせられる。撫でられるのを嫌がるのであまり触らないのだが、今日はなんと私が寝ているベットに「にゃーんv」と忍び寄り、丸まってしまったのである。しかし私も「きっといつものように愛想を振りまいて、私が寝たことを確認してから母の元に行くのだわ・・・・」と思っていた。ちなみに私は寝相が悪い。しかし、朝起きてみるとまだそこにジジちゃんがすやすやと寝ていたのである。私はとても嬉しかった。それでも猫は触れないけど。

そんなジジがお友達を連れてきた。茶色の雑種猫なので名前は「茶色」だ。普通のノラ猫ならば、庭に出た家人に擦り寄り甘え、餌を強請るのだが、この猫は違う。ジジのために空けてある家の窓から侵入し、ジジ用の餌を食べるのだ。これには家人は激怒し、茶色に制裁を加えて家から追い出した。しかし、ノラ猫というものは強い。窓から放り投げたら、すぐにその窓から入ってこようとする。母は私に言った。「これくらいの粘り強さをもたないと駄目よ!」と。猫に教えられる人生論。