蒲田行進曲

１９８２年制作の映画です。自分が生まれる前の映画を久しぶりにみました。主演はなぜか松坂慶子。

＜あらすじ＞京都・太秦の撮影所を舞台に、スター格の倉岡銀四郎と、彼を慕う大部屋俳優のヤス、そして落ち目の女優・小夏の奇妙な人間関係を軸に、撮影所の舞台裏を織り交ぜて描いたちょっと辛口の人情喜劇。

私には、ヤスが銀ちゃんを慕う理由がまったく分かりませんでした。銀ちゃんは確かにワガママで女にだらしのない嫌な男で、それでも憎めない魅力がある男だとは思う。だから、ヤスがどうしてそんなに彼を慕うのかというエピソードがあれば分かりやすいのに〜と思ってしまいました。だってその理由がなければ、あんなに死ぬ物狂いで演技しないでしょう。はい、これ作り話（映画内映画）でした〜！なラストのどんでん返しで何もかも帳消しにできないほど疑問が沸いた映画でした。それにしても、主題歌（？）の「蒲田行進曲」が頭から離れない〜。