人は誰でも心にトムがいる

今、自分の中でカタコトの日本語をしゃべる外国人が物凄くCOOLだ。人は誰しも心の中に様々な人格が備えられていると思う。生意気盛りな少年や恋に揺れ動く少女、お高くとまったお姫様に、古きよき時代の親父、なんでも覗く家政婦から、権力を振りかざす政治家などありとあらゆる人物になりかわって妄想するのが趣味な私にとって、今、最大のブームが外国人である。多重人格というわけではないのだが、一応彼にも名前がある。トムだ。私は「入浴文化」についての宿題を地道にこなしていくに当たって、英訳サイトにたどり着いた。そこには、日本式のお風呂について述べられていた。そこに皮膚が真っ赤になった状態を指す言葉として、「茹でエビの気分です」というものがあった。もうそれをカタコトで私の中のトムが「OH〜茹でエビの気分デ〜ス」って勝手にしゃべるんだもの。深夜に一人、大爆笑。声に出して読みたいカタコト語という本があればいいのに。思う存分、私の中のトムを出していきたい。そういえば、学食で本場の「アウチ!」を聞きました。本当に「しまった!」っていう意味で使われているのだなぁとなんだか感動した。ごめんなさいね、最後のチキンカツは私が頂きました。なかなかの美味でしたよ。