水戸紀行その1〜採血への果敢なる挑戦と梅見の客たち〜

風邪を引いたので病院に行った。何故か採血をするハメになった。血管が恐ろしく細いので、病院内で注射が一番上手な看護士さんでさえ腕では採血できなかった経歴を持っている。なので事前に「注射は手の甲にしてください」と自己申告したのだが聞き届けてもらえず、「もしかしたら腕でもいけるかも!」という根拠の無い自信を持たされて腕にプスリとやられた。そんなチャレンジ精神はいらない。結局、手の甲から採血した。私がこんなに痛い思いをしているのに3000円も取られるのは納得いかない。(これが失敗したときの針の料金だったらと思うと泣けてくる)(失敗した方の手がチリチリする)

春である。本州においては花が咲き乱れる季節である。(北海道は6月くらいが見ごろだとか)今、水戸では梅まつりが目下開催中であるので、花見客がいつもにもまして公園に溢れ返っている。それを黙っていては商人の血がすたるというもの。今まで無料だった駐車場で500円を払わなければいけなくなった。しかし、一日500円は水戸の物価を考えれば安い方だと思う。私は6時間ほど駐車していたので一時間は84円ほどだ。20分100円の駐車場があるというのにこのお得感はなんだろう。・・・・しかし、梅まつりがなければ無料なのだと思ってしまえばこの気持ちは消えうせる。日々を気持ちよく過ごすためには、些細なことにを気にしないのが大切なのだなぁと思う次第である。