映画鑑賞日

「あずみ」と「嗤う伊右衛門」を見た。テレビの前で一体何人が切り殺されたんだろうかと思うくらい生臭い話。「伊右衛門」の方は中学生のときに原作読んだことがあったんだけど内容はそんなに覚えてなかった。何を読んでも半年には忘れてるので仕方が無いんだけれども。そういえば、京極先生の本を読んだのって「伊右衛門」が最初なんだーと友人に云ったら、マニアとしては許せない、といわれました。「ウブメの夏」から読み進めるべきらしい。そんなこといわれても、「嗤う伊右衛門」の後に読んだ京極本は「どすこい」です。その次が「豆腐小僧双六道中ふりだし」だし。邪道中の邪道ですね。まぁ、シリーズものにはあんまり手を出さない主義なので。(続きが知りたくてしょうがなくなっちゃうからね)(それにしても「どすこい」は学校でみるものじゃなかった)(凄いページ数なんだよ)

伊右衛門」は四谷怪談でしられる、お岩の話がベースなんだけど、お岩役の小雪がすごくステキだった。映画の中に「顔の醜さが怖いんじゃない、世間を恐れぬ岩様のまっすぐなこころが世間の皆は恐ろしいんだ」・・みたいなセリフがあって、それが心に残った。最終的にはハッピーエンドなのかなーあれで。CMにも究極のエロティシズム・・・とか書いてあるし、弟と二人で見るものじゃないなと。(弟は横でマリみてを読んでただけなんだけども)「あずみ」は二時間があっという間だったなーという感想。敵役のオダギリジョーがあまりにも面白かったので見てよかったなと思いました。