桜田門外の変

タダ券貰ったので見てきた。すごく切ない話だった。「13人の刺客」のときは斬り合いに快感が伴ったけど、こっちのは只々切ないだけ。ひとり、またひとりと捕らえられては儚く散っていく桜田烈士たち。命の重さとかをすごく考えちゃう。それにしても、家からあんなに近い場所で斬り合いが始まったのに援軍とかはこないんだなぁ井伊家。国会議事堂で始まり、国会議事堂で終わるカメラワークに、あの時代の人は命をかけて日本を良くしていこうと想っていたんだなぁと、現状との比較としてすごく胸に突き刺さる映画だった。私、正直「日本」についてとやかく思ってないもんなぁ。「革命」を物騒なことだと思わずに、とにかくトライする気持ちが持てたらいいんだけれど。劇場内の年齢層は高め。ロケセットは水戸にあるけど、なんだか気後れしちゃう。見る前に行けばよかったー。