ミリキタニの猫

<あらすじ>ニューヨークのソーホーで暮らす80歳の日系人路上アーティスト、ジミー・ミリキタニを追ったドキュメンタリー。本作の監督であるリンダ・ハッテンドーフが路上生活をしていた彼を自分のアパートに招き、ルームシェアをしながら彼のルーツを探る様子を映し出す。

<感想>監督の名前が面白い!という理由で友人と選んだ。漢字で書くと発展豆腐。斬新すぎる名前だ。内容は意外と重くて、アメリカの同時多発テロとか日米の戦争とかが背景にあって、考えさせられるドキュメンタリーであった。所々に出てくる猫がかわいらしい。そして、ミリキタニじいさんの描く作品がこれまた心をうつのである。本気でアーティストなのである。また、社会福祉にも触れていて、アメリカの社会福祉における柔軟さがよく現れてると解説で書いてあった。