アイススケートに行ってきました

アパートの近くにスケートリンクがあることは入学当初から知っていた。また、友人らと行きたいな〜とは話し合っていたが、実行に移す機会は巡ってこなかった。大学最後の冬休みの最終日。やるなら今しかない。そう思った私は友人Aにメールをした。今日、スケートに行きませんか?と。正直、このメールを出すのに2時間ほど躊躇した。輝かしき冬休み最後の日だもの。友人だって予定があるに決まってる!しかし、友人からは快諾のメールが。後には引けない。私はスケート場へと前進した。そしてまず靴の結び方が甘いと受付のお姉さんに叱られ、右足だけやってもらった。大の大人が!なんたる屈辱!!!だけど普通に歩くのもおぼつかない。生まれたての小鹿みたいにプルプルしながらなんとかスケート場へと降り立った私が見たものは、楽しげに回転している子どもたち。私もいつかこんな風に滑れるようになるのかな・・・?とへっぴり腰で始めてから数秒後に大転倒。もうリンクを一周するごとに4回はすっ転んだね。まぁ、ふくよかなお肉がそのダメージを和らげてくれてはいたので体に心配はないんだけれども、平衡感覚も体力も気合も持ち合わせていない私にとって、スケートは苦行以外の何者でもない。最終的に2時間近くいたけど未だに手すりがないと怖い。あさだまおとか本気で尊敬する。あんな不安定な氷の上で回転とかもうね、無理だよ。不可能に近いよ。最初にフィギュアスケートなんて始めたやつはかなりのワルだと思う。それからパスタ屋で「カキのドリア」を食べて、古本屋で2時間近く立ち読みして足を痛めた。厚底靴ってなんであんなに疲れるんだろう。不思議!それにしても、スケート靴を脱いで普通に歩いているのに全身全霊をもってバランスを取ろうとする癖が抜けないんだけど、どうしたらいいんだろう。