魍魎の匣

<あらすじ>戦後間もない東京で、美少女連続殺人事件が発生。引退した元女優・陽子(黒木瞳)の娘も姿を消し、探偵の榎木津(阿部寛)が行方を追うことになる。一方、作家の関口(椎名桔平)と記者の敦子(田中麗奈)は、不幸をハコに閉じ込める教団に遭遇。榎木津、関口、敦子らはそれぞれの謎を胸に、京極堂堤真一)の元へ集まってくる。(シネマトゥデイ


<感想>京極堂シリーズは一巻しか読んでいないのですが、そして映画と原作はかなり違いがあるらしいのですが、映画もすごく面白かったです。前作が・・・なんというか・・・ね・・・?と思いながら怖いもの観たさで見に行ったのですが大正解でした。なんというか、描かれるグロテスクさを包み込むかのごとく、関くんが可愛すぎる。なんだあれ、妖精?きっと、どっかの沼の妖精に違いないよ。挙動不審っぷりが友人はまだまだ足りないと言っていたけど、私にはとっても好感がもてました。話が噛み合わない関くんが可愛くて可愛くて、何度も呟いていたので隣のおばちゃんにはキモい目で見られたに違いありません。お昼時だったにも関わらず、劇場内には人が多かったです。弱音を吐く関くんと、それに叱咤激励する京極堂との会話のやり取りが大好きです。物販にはしおりとか扇子なんかが売っていたのですが、私的にはハブラシがあればよかったのにと思いました。映画を見た後、どうしても欲しくなって何の縁もないハブラシを買いました。関くんのイメージはドドメ色☆と友人が言うので、とりあえず黄色のハブラシです。磨くぜ。個人的には映画を見終わってから友人が言った、「関くんは誉めても伸びないタイプだよね」という言葉が印象的でした。くっそ、そんな関くんが愛しいぜ!ちなみに貶したって伸びないぜ!