乙一が書いた小説の設定がちょっとだけあるなぁ

遺産相続問題のために、会ったこともない祖父の家に行くことになった。親戚にあたる20名(大人から子どもまで)が集められていた。子どもたちは確執がないので皆で自由に遊んでいる。7人くらい。かび臭い渡り廊下を大人の一人が案内してくれる。子猫や子犬がいる。私は草木の刺が手のひらに何本も刺さる。私はおじいさんの末娘の子どもらしい。10歳くらい。もっと小さい子どもたちもいた。梯子から自主的に落ちる。そうしないと助からないことを私は知っていた。私の母親が私の指を見て叫ぶ。医者に連れて行かれ、刺を毛抜きで延々と抜いていく。その頃、弁護士が遺産配分を説明する。7通の手紙の中にあたりが入っていたら遺産相続人になれるらしい。母親の分はあまったものになった。私と母が帰ってくると、遺産は母親が相続することに。喧嘩が勃発。私は、全ての人が均等にもらえればいいのにと思う。質素に暮らしていけば2億くらいあれば母子二人で幸せにくらしていけるなぁと思って、遺産から2億ほどもらって後の遺産は他の兄弟で勝手に配分してもらうことにする。でも、遺産は3億しかなくて、やっぱり争いがたえないのであった。弁護士と母親がグルなのではないかという疑惑が出てくる。弁護士の回想(生前の祖父は末娘をかわいがっており、彼女が恨まれずに遺産を受け取ることはできないのか?と困った顔をしていた)。