母親の愛とは理不尽なもの

今日も今日とて、隣の奥さんの怒声が聞こえます。またもやそこの息子が何かやらかしたみたいで、もう「怒髪天を衝く」って感じです。うららかな日差しの中で惰眠を貪っている私としては煩いことこの上なし。でも、息子に一言いいたい。君が怒られるようなことをしたから母は怒るし、何もしていないのに母の機嫌が悪くて怒ることもあるのだと。そして、うちの母のように「夕飯はお前の大好物だよ」と言われて別段そうでないものが出てきて、あまつさえ「私の大好物じゃないよ?」と口出ししようものなら、「好きになりなさい」と逆ギレされたり、雹が降って庭が一面真っ白なの!とそれだけのために電話をしてきたりします。しかも、君は息子だ。母の愛は得てして息子に注がれる。君が親元を離れて生活するようになったら、毎日のように電話・メール攻撃を相手は仕掛けてくる。かなりウザイぞ。迷惑この上ない。しかし、それもまた母の愛だ。この理不尽な愛を適当に、しかも時には大胆に受け入れ、跳ね返すことが人生の秘訣だ。多分。