実写版テニスの王子様

あえて点数はつけません。だって愛は盲目。テニヌに恋こがれすぎて酷評がかけません。どんなものだって私には萌えエナジーとして吸収されてしまうから。もう始まったばかりのころ、飛行機が映し出されただけで手が震えました。飛行機だけで・・・・。どれだけ私はテニヌが好きなんでしょう。6年間一途に思いつめすぎちゃって自分でもちょっと気持ちが悪いです。



原作やアニメの展開をなまじ知っていると心苦しい箇所もあったけど、そんなものは割り切らなければいけません。たとえば、原作では「三人でダブルス」する場面でもなぜか出てきたのはゴールデンペア。しかも負けてしまうというオマケつき。そして、次のダブルスも原作では乾の一言をきっかけに負けてしまうはずなのに、なぜか勝利したのは青学という、大逆転劇が好きなテニヌとは思えない割り切った試合ばかり。でも、それをあまり勝ち星のない岳人と乾を勝たせてくれているとは・・・!と思ってしまった私の負けだ。完敗だ。もう駄目だ。それと、心に残っているのは、引き分けになってしまったタカさんとそれを「日本一の息子だ」というお父さんの会話。こういう安直な人情シーンが大好きです。あとは、氷帝戦で好きなのはリョーマの「俺に勝っといて負けんな」というセリフ。どのメディアでも必ずぐっときちゃうんですが、実写版ではその後にべっ様が手塚に「○○してるぜ」っていうもんだから、私の涙腺は干からびました。本当にテニヌはギャグ漫画の頂点を極めているなぁと思いました。跡部景吾は本当に面白いですね。天賦の才能です。なんだその受け答え。どれだけ不思議ちゃんなんですか。景吾、恐ろしい子・・・・!

氷帝戦を主軸に、リョーマの葛藤を描いている実写版ですが、恋愛要素はなぜ付随してきたのかがよく分かりません。ヒロインの病の原因はなんだったんだ。私が見落としているだけだったらすみません。ミュの俳優探しに夢中になりすぎて、主人公どころじゃなかった私を許してください。最後の他校が勢ぞろいするシーンですが、本当に一時停止ボタンがほしかったです。あんな一瞬じゃ分かりっこないぜ。今からDVDが楽しみでなりません。まずはナビゲーションDVDからだ!

見終わった後、パンフを買おうとしたら売り切れでした。ちょっと待て、昨日公開なのにもうないの?他の映画はまだあるのに・・・・?きっとあまり人気もなさそうだからと少なめに仕入れたに決まってます。テニヌ人気だなんて信じられない。またちょくちょく足を運んで手に入れようと思います。あー「明日の記憶」みたいなぁ。