後悔と祈り

昨日はとても暖かかったのに、打って変わって朝から雨が降り注いでいた。雨の日はやる気が起きないがいつものことである。怠け者には雨は幸いだ。何もしなくても雨のせいにできるから。午前中は弟が住民票が必要だというので村役場に連れて行った。午後からは母と健康センターでお風呂。母親は地元の健康センターを全て制覇しているらしい。さすが、おばちゃん!といった感じである。お風呂は人で溢れていた。脱衣場も狭い。服を脱ぐのも一苦労だ。私は実家から適当なカバンの中にお風呂セットを入れていたのだが、脱いでいる最中に、「このカバン、何処で買ったの?」という質問が飛んできた。もう一度言う。私は洋服を脱いでいる最中だ。しかし、そのおばちゃんに悪気はないのだろう。考えた挙句に「ジャスコとかではないでしょうか?」と答えた。おばちゃんは、「そうなの?これ欲しかったのよねぇ」と嬉しそうだ。しかし、私はこのカバンの正式な持ち主ではない。その後、100円均一にて同じものを見つけた。あの時のおばちゃん、ごめんなさい。無事、あのカバンが見つかることを私は祈っている。