長崎は今日も雨だった3

九州旅行三日目。今日は傘をさしていても濡れるほどの大雨。まず向かったのは、有名な眼鏡橋。しかし、水面に映った橋とを会わせて眼鏡に見えるのに、暗くて何も見えず・・・・・。近くのお土産やサンでは、「縁結びの飴/おみくじ付」を買ったのだが、結果は中吉。割と微妙。実は二日目に立ち寄った湯煙地獄の神社では大吉を引いていたのだが、私が大吉を引くと、それが全ての運を連れて行ってしまうので(例としては中学、高校受験)大学受験(22日は茨城大学の発表日でもあった)も駄目だろうなと肩を落とした次第です。

次に向かったのは大浦天主堂麒麟ビールのオーナー(だか創設者)のグラバーさんの庭があることで有名らしい。礼拝堂の中を入ったんだけど、つくりが丁寧ですごく良かった。この旅行の一番の思い出である。しかし、何故かここだけ時間が足りず、満足に買い物もできなかった。また機会があればもう一度訪れてみたい場所である。余談だが、ここで弟がキリスト関連の本を買った。持ってきた本を読み尽くしたかららしい。内容はあまり面白いものでもなかったと嘆いていた。(羽田空港でも本買ってたんですけどね・・・・)

そして、平和公園。原爆の被害者を奉ってある場所だ。雨さえ降っていなければガイドさんの説明に心を打たれていただろうが、ここにきて一気に土砂降りになってきたので、早足で食堂に逃げ込んだ。雨の中、ガイドさんの声なんて誰一人として聞いてなかったように思う。むしろ、雨音で聞こえてなかったのかも。最後に北原白秋の生家を見に行った。別料金で船に乗れたが、雨が降っていたこともあり中止になった。集合に遅れる人が多く、福岡空港へと帰る道すがらの運転手さんの苦労が伺える。お茶目ないい運転手さんだった。

福岡空港から羽田に帰る飛行機が物凄く揺れた。思わず死を覚悟したほどだ。後ろの席だったためだろう。もう飛行機には乗りたくない。あの振動音の腹立たしいリズム。乗り物酔いなど滅多にしない私がこんなにぐったりしているのに、隣で寝ている弟を見ると余計に腹が立ってしかたがなかった。今年の夏は京都に行く予定だが幸いなことに新幹線が通ってる。本当にもう、飛行機は勘弁してほしい。