ここ最近で借りた本

□「身代わり伯爵の告白」
□「天国旅行」三浦しをん
□「和菓子のアン」坂木司
□「蝦蟇倉市事件」アンソロジー
■「ハートのしっぽ」岩合 光昭
■「パリジェンヌのノートの作り方」
■「世界クッキー」川上未映子
■「マイナークラブハウスへようこそ」木地雅映子
■「マイナークラブハウスの森林生活」
■「マイナークラブハウスは混戦状態」

読んでない本が多いです。なぜなら先月は「トリコ」に夢中で(むしろ小松受けにハッスルしすぎて)ずっとパソコンの前にいたから。こんなに面白い漫画をなぜ今頃になってハマるのか。元同僚のN先生さんに感謝です。勧めてくれなかったら読まないで一生を終えてたよ・・・!それにしても、インターネットで簡単に欲望を満たすことができるなんて、まったく日本は素晴らしい国ですね。ああ、小松の作った料理が食べたい。もぐもぐしたい。そういう気持ちの中で読んだ「マイナークラブハウスシリーズ」。主人公・畠山ぴりかちゃんが食べている野菜がすげー美味しそうにみえるんですよね。よくある青春小説なのかと思いきや、胸を刺すような痛みがじわじわと広がってきて、しかもそれが心地よいという不思議な作品でした。自分が共感できるのは菜園部長の天野くんかなぁ。彼の抱えているモヤモヤがなんとなく理解できるような気がしてならないので。一番好きなのは、彼に対するツッコミ役(笑)高杢くんだな。お母さんすぎて大好きです。リアルな小説だな!と思ったのは、セリフの中に「日本を印度にしーてしまえ!」(筋肉少女帯の日本印度化計画)とか「『聖おにいさん』のイエスとブッタ、どっちが好き?」とかが出てきたこと。今までファンダジーとかを好んで摂取していたせいで現実世界のものが作品の中にあるというのが不思議なんだと思う。