きゅんきゅんした

280 名前: 風と木の名無しさん [sage] 投稿日: 2009/02/24(火) 17:50:59 id:Xsbk8oz50

Aは半年くらい前にドイツから留学してきたドイツ人と日本人のハーフ
日本語はまだまだ勉強中だけど、サッカー好きでサッカーやってたBと仲良し
最近漢字の書き取りをがんばっていて、

A「漢字ムズカシイです、線がイッパイすぎます」

B「まあ、日本独特のものもありますらね、仕方ないですよ。簡単なものから勉強すればいいんです」

A「『山』とか、『川』とかは書けるですけど、でも、コレ書きタイのです」

B「どれですか。え、『龍』? これは難しいですよ、日本人でも書けない人いるんじゃないかな」

A「でもBの名前・・・・・」

B「え? ああ、そうですね、この漢字を使います」

A「書きたい・・・・・」

B「えっ、俺のためですか? 
  いいですよ、わざわざそんなことしなくて。ひらがなでもアルファベートでも構いませんよ」

A「駄目です。おそらくイッパイ使うので覚えタイのです」

B「あー・・・、それは、どうもありがとうございます」

A「どういたまし、いたま、いたしまして」(どういたしましてを言うのが苦手)

そのあとしばらく二人で『龍』の練習してた
帰りにBがA4の紙にでっかく龍ってお手本書いてちょっと照れながらAに渡してあげてました