銀魂 新訳紅桜編

<あらすじ>江戸の町で万事屋(なんでも屋)を営む銀時の元に、刀鍛冶の兄妹から仕事の依頼が舞い込む。亡き父の打った稀代の名刀“紅桜”が何者かに盗まれたので、取り戻してほしいというのだ。時を同じくして、万事屋の従業員・志村新八と神楽の2人は、別件の依頼で行方不明になった桂の捜索を開始。2人は桂の失踪に、近頃、江戸の町を騒がせている“辻斬り”が関係しているのではと睨む。一方の銀時も、噂の辻斬りがまるで生き物のようにうごめく妖刀を手にしていたという情報を仕入れ、彼を捜し始める。

<ネタバレ感想>すごく面白かった!!!笑いの緩急のつけ方が素晴らしい。何度見ても面白い映画なんじゃないかと思う。ただ、新選組ファンはあんまり期待して見てはいけないなぁと思いました。活躍らしい活躍はしないよ!まだメガネの方が動いてるよ!そして最後の銀さんと桂の殺陣(たて)のシーンがめちゃめちゃ格好良かった。バックで流れる「パクチ・ダンサー」がすこぶる合っていて最高でした。あと、すげーどうでもいいことだけど、二人が戦う前にエリーが子どもたち(神楽・メガネ)を逃げさせるんですよね。なんというかそこらへんが、これは「大人(伝説を作った人たち)の戦い」であるという象徴なのかしら思ったりもしました。CMでも観てたけど、二人がまるでダンスを踊っているかのごとく息ぴったりに敵を倒していく様は圧巻です。友人レベルのファンにするとアニ魂の使い回しがわかるみたいですが、銀さんの子供時代のところも補足されていて、原作をあんまり見ていなくても楽しめたし。もう一度見たい作品です。