しんぼる

<あらすじ>家族と幸せに暮らすプロレスラー、エスカルゴマンはメキシコのとある町でいつもと変わらぬ朝を迎えていた。一方、水玉のパジャマを着た男は、目を覚ますと四方を白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められており、途方に暮れ出口を必死に探すが見つからない……。

<ネタバレ感想>爆笑のちポカーン!でした。最後の方、ぜんぜん分からなかった。理解するな!感じろ!みたいな映画。でも「奇跡」というものを生み出す仕組みはもしかしたら案外いい加減に作られているものなのかもなぁと妙に納得させられたような気がしなくもない。それにしても、パジャマ男が様々なものを活用して脱出を試みる場面でこれでもか!これでもか!ってくらい笑った。そして、最後はマグロが食べたくなった。撮影の後、あのマグロはどうしたのか気になる。スタッフが美味しく頂いちゃったんだろうか。いや、でも腐ってたな。映画を観終わって思うのは、自分があんな部屋に閉じ込められたらと思うとすげー怖いだろうなってこと。夜ウカツに寝られないよ。脱出より気が狂う方が先かもしれない。あと「エスカルゴマン」に対して真剣に応援しすぎて、いままでプロレスとか興味がないどころかキライだったんだけど、ちょっと見方が変わりそうだなぁと思いました。熱い映画です。