度は道づれ 世は情け

気分転換がしたいなぁと思って、朝10時半に家を出発。目的地は栃木のおやま遊園地跡にできたショッピングモール。すべてカーナビ様まかせで、自分が一体どんな無茶をしているのかも分からないまま道路をひた走る。最短コースで行くように設定しているために、なぜかどんどん山奥へ。あれーおかしいなぁ?と思ってももう遅い。狭い・暗い・曲がりくねってる山道をズンズン直進していく。もちろん迂回するという方法もあった。しかし、切り替えしができるような場所はすでに山の中腹。直進しようが、後退しようが、どっちも山を登って下るというのには変わりない。それに後続車が3台もいることが私の励みになった。ここはちゃんとした公道なのだと。もし一人だったら、もうとっくに泣いている。ちなみに地図でみると、上曽のあたりである。これはぜひ、航空写真で観て欲しい。どんなにすごい道なのかが一目で分かるから。しかもこれ、県道7号なんだぜ。クールだろ?ウィキペディアにも「冬季にはひとたび積雪があると、ほぼ1シーズンにわたって路面凍結が発生し、梅雨・秋季などには、長雨や台風の影響で崖崩れ・土砂崩れが発生する惨状である。」とか書かれてるの。もう観てらんない。

http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=36.25539389&lon=140.155165&ac=08205&az=13&v=2&sc=3

そして13時半頃に目的地へ到着。マクドナルドで昼食。その際に友人に「愛してる」とメールを送った。すべてに愛を叫びたい気分だった。山道の恐怖でいつもよりハンバーガーが美味しかった。折りたたみ傘とストール、ハンカチ、ポストカードなどを購入して即座に帰宅。ドライブの方が滞在時間より圧倒的に長いのである。途中、下妻の道の駅で休憩。名物の梨ソフトを食べる。微妙な味だった。舌が繊細じゃないとダメらしい。下妻のジャスコも外観だけちらっとみた。すごくデカい。次は下妻に行くことにしようと心に決める。そして、カーナビ様の言うとおりに道を走り続け、土浦へ。そこでなぜか迂回を指示するカーナビ様。その指示に抗う私。しかし見事に迷ってしまい、時間を無駄にする。その後なんとかカーナビ様と折り合いをつけ、かすみがうら市あたりでコンビニで休憩。私は旅の途中で普通では買えない本(まぁあれだよ、つまりは春本)を買うのが趣味なので、とりあえず目に付いたものを買おうとレジまで持っていったら店員さんがすごく可愛い女の子二人組みで何の拷問かと思いました。どっちのレジを選んでも地獄。まぁ、何食わぬ顔で買いましたけど。もう絶対にあのコンビニにはいけないぜ!そして、結局家についたのは18時45分。走行距離は約200キロ。満タンだったガソリンの半分が消えた。