少年メリケンサック

<あらすじ>レコード会社に勤めるかんな(宮崎あおい)は、動画サイトでイケメン4人組のパンクバンド“少年メリケンサック”のライブ映像を発見。彼らと契約すべく会ってみると、メンバーは50歳過ぎのオヤジで、彼女が見つけた映像は25年前のものだった。予想外の事態に困惑するかんなだったが、バンドの全国ライブツアーに同行するはめになり……。

<感想>万人受けはしない作品だ!というのが第一印象。見ているときはすごく面白いのに、見終わった後には余韻がない感じ。クドカン作品ということと、宮崎あおいちゃんが見たい!と思って行って見たけど、期待が高すぎたのかも。特に「篤姫」を見に来ただろうと思われる中高年にはキツいんじゃないのかな。やや唐突すぎる点があったりして、むしろ映画よりもドラマとかで見たいな〜なんて思ってしまった。2時間では足りなさ過ぎる!でも、あおいちゃんの演技(酔っ払いだったり、だめんずとのイチャコラ、おっさんたちへのぶちギレ方など)がすごくいきいきしていて、すごく魅力的でした。コネタも利いていたし。特に田辺誠一さん演じるテルヤが私のお気に入り。テルヤかわいいよテルヤ。「アンドロメダおまえ」の着メロってないのかしら・・・・。