ちょっといい話

194 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2008/08/01(金) 12:13:08 id:Xhv/MHDJ

急に雨が降りだし、バス停で雨宿りしていたときのこと。
知らないおじさんが、開いたままのビニール傘を差し出して
「俺はもうバスに乗っちゃうから使いな!」と言ってくれた。
嬉しかった。けど、おじさんが強く傘を差し出したもんだから、
傘の骨が私のおでこに刺さった。
おじさんはアタフタしながら「そんなつもりじゃ…ゴメン!ゴメン!」と謝った。
バスが来たので、私は大丈夫だからどうぞ行って下さいと言ったら
おじさんは「あわぁ!いかん遅れてしまう!」と大慌てで傘をたたんで
バスに乗って行ってしまった。
私はヒリヒリするおでこを押さえつつ、雨が小降りになるまで雨宿りした。
結局怪我させられただけじゃんと友達に言われたが、あわてん坊でも
おじさんの優しさは充分伝わったのでまあ良い出来事だったと思ってる。