微笑ましいエピソード


476 名前:人間七七四年 投稿日:2008/07/12(土) 11:04:47 id:iKrK589Q
正宗三連発

伊達政宗、自邸に将軍の御成りが決まり、幕閣一同下見に訪れる。そこで将軍への進物の話になり、政宗、長さの違う二振りの脇差を出してきて、「どっちがよろしいかな?」と聞いてくる。酒井忠世土井利勝が「長いほうかな?」と答えると、その答えを何故か気に入らなかった政宗、急に怒り出し
「短いほうでも、お前のわき腹ぶっ刺せるんだぜ」
と、良くわからない威嚇を始める。幕閣一同笑ってごまかす。細川忠興呆れる。



伊達政宗、友達で旗本の加々爪忠澄の額を、何を思ったか突然ひっぱたく。忠澄もとっさにひっぱたき返す。
→そのまま場外乱闘。拳と拳で男の友情を確かめ合う。細川忠興呆れる。



伊達政宗島津家久を呼んで茶会を企画。余興として能でもしようと思い立ち、喜多七太夫の所に「役者貸せ」と言いに行くも、七太夫「あいにくその日はみんな予定が埋まってまして…」これに激怒した政宗「来ないと言うのなら、お前ら全員斬り殺す!」と、堂々のジェノサイド宣言。政宗は本気だ。困った七太夫島津家久に泣き付く。訳を聞いて途方にくれた家久、友達の立花宗茂寺沢広高と相談の結果、
「いたたたたたた?あれ?急に、おなかが、痛、いたたたたたた、急におなかが痛くなったよー、これじゃ茶会は無理、残念だけど延期するしかないなあーいたたたたた(棒読み)」
と、不登校の小学生みたいな言い訳をして、五日間の延期に成功。細川忠興やっぱり呆れる。